最終更新日:2003/7/3
美味しい食べものお店の紹介の雑誌やガイドブックがたくさんある。
でも、食事に配慮が必要な病気を持っている場合、その情報では役立たず。
だから、例えば塩分やカロリーの少ないメニュー、
頼めば配慮した食事を作ってくれるレストランや宿泊施設、
飲み物の注文を勧めないとか、水をあまりださないお店(これはちょっとかなしい?)、
そんなリストもあったらいいな。
アレルギーの人たちは、情報を集めているようだけれど、
それ以外は、あまりきいたことがなくて。
食事を選ぶ人が、入ったお店で話しをするのもしづらいから、
こういう情報を集めているんです、と話しを持ちかけるのなら、
少しはやりやすいんじゃないかな。
もちろん、病気により必要な配慮の内容が違うから、
一筋縄ではいかないのだけれど、
そういう内容のチェックをしていけば、関心を持ったお店の人が
今までのメニューをちょっと変えたり、
新しいメニューを作ってくれるかもしれないよ。
身障者向けの設備が増えているけれど、
作る方の都合ばかりが優先され、使いにくいことも多い。
だから、バリアフリー設備を表示する時には、当事者のチェックを必須にして、
チェックをする人に立場を与え、実費くらいは出せるようになったならなあ。
国民生活センターみたいに、苦情の受付窓口があって、発言力もあるといい。
公共の場所を設計する時は、身障者本人か動きを熟知する人が入れば、
建物の構造や金銭という制約以外での使いにくさは無くせるから、
今よりもずっと動きやすい街ができるはず。
だから、モニターの意見を取り入れるようなしくみができたらいいなあ。
ドラマの風景の中の人たちに、エキストラが使われる。
いろいろな障害の人が、風景に溶けていることがあっていい。
入院患者の顔色がよすぎて、みていて首を傾げたくなることもある。
だから、待合室の場面では病気の経験のある人たちが、
さりげなく実感を込めて話しをしていたら、きっとリアルになる。
限定で募集されれば、出る人も経験が生かせて、
役割りもあるということを実感できて、
自身の病気や障害に関する観点も少し変わるのではないだろうか。
病気や障害の人がいることは、現実にあることなのだから、
ドラマの中でも、居るのが当たり前になったらな。
旅行に行くのは楽しいけれど、帰りには荷物が増えている。
宅配便を利用したらいいのだけれど、
大丈夫と思った荷物も、家へ近くなるほどに重くなる。
その頃にはもう、取扱所を探すのも、店の人に話しかけるのも、
宛先を書くことさえもおっくうになっている。
電話一本で取りに来てくれて、利用表を見せれば預かって運んでくれる、
そんなシステムをターミナル駅でやってくれたなら、
乗り換えのため降り立った駅で携帯から気軽に頼めるのだけれど。
家近くまで来ていながら、いまさら頼むのもおっくうになる気持ちも、
さっと来て運んでもらえるなら、頼もうという気になりそうで。
携帯のない人もいるから、新幹線の車掌に頼むと駅で受け付けてくれるとか、
キオスクで連絡してくれたりしたらいいな。
食事は健康の基本。病気を持っていればなおさら。
一人暮しで体調がよくなければ、いくら注意したくたってできないから。
病院食を配達してくれるシステムって、できないかなあ。
食材配達の会社などで、腎臓病食や糖尿病食を扱っているけど、
病院だって身近にあって、食事の用意ができるのだから。
ついでに、病院がお年寄りの社交場になっていたりするから、
病院の離れに食堂を作って、栄養のバランスのとれた食事を提供したらいい。
小人数では、なかなかできないメニューを考えて。
ある病院の食堂は、眺めのいい最上階にあり、
入院している人も見舞いにきた人も一緒に食事ができる。
ちょっとだけ病院から離して、一人暮しの人も一緒に気持ちよく食事ができたら、
病気になる人も減るし、病人食の質もよくなるのでは。
大きな駅、人が並ぶ券売機の前で、料金がわからないと、苦労する。
上にある料金表をみるには、券売機から離れなければならない。
路線が複雑なところは、線で繋がった駅を辿るのに時間がかかる。
券売機も、お金を入れないと金額の表示が出ないので、
捜すのに苦労するし、焦る。
料金表を混雑の避けられるところでゆっくり見られたなら。
掲示板のように、立った人の目の高さに料金表があれば、
慣れない場所に来ていても、路線を指でたどれる。
ゆっくり確認してから並べば、慌てなくて済む。
視力の弱い方、車椅子の方も、少し見やすくなるのでは。
東京の地下鉄のホームにある出口の案内のように、
某路線では、時刻表がホームの真ん中に立っている。
数字も大きくて、近づけるから、弱視の方もきっと読める。
そういったタイプの表示になれば、わかりやすくていいのにな。
具合の悪い時、自分でタクシーを頼んで出かけたことがある。
救急車を呼んでもいいのかもしれないけれど、
呼びたくないのです。あんな人騒がせな車…(^-^;
体調がわかっているから、急を要しているとは思えなくて、
具合が悪いのも含めて日常だから、いたずらに騒ぎたくない。
そんな気持ちがあるようで。
だから、交通法規遵守(笑)の静かに病院へ向かう手段があったらと思う。
例えば、地域のタクシー会社にシステムをつくって、
その人が登録した病院へ速やかに運び、
料金は後払いや福祉タクシー券などで補助があるとか。
病院へ見舞いへ通っている家族にも、登録システムはいいと思う。
急の時に、料金の心配をするのは負担になるだろうから。
重い病気ほど、近くの病院では足りなくて、
いい医療を受けようと思うと、遠い病院へ通わないとならなくて。
そんな患者や家族のための方策ができるといいな。
テプラという、テープ状のシールに漢字を印刷できる賢い機械がある。
ファイルの表紙のタイトルを作っていて、ふと気がついた。
点字シールがこんなふうに簡単にできたら、
例えば表札や会社のロッカーの表示なんかも簡単に点字を付記できる。
公共のちょっとした所に貼る人も現れるかもしれない。
テープ貼り隊ボランティアがいたら、楽しいのにな。その後の報告:点字版テプラ、一万数千円で市販されているそうです。
また、透明シールに簡単に点字を打てる機械もあります。
こちら視覚障害用品の検索をすると見つかるもので、値段も高いです。
駅の駐輪場で自転車を貸すと、出先までの道のりが楽。
団地に戻る人の放置自転車対策で、自転車を貸している自治体があるそうだけど、
バス路線が廃止になっていく中、勤め先までの自転車を貸してくれたら、とっても便利。
駅のそばで、カートを貸してくれたらなあ。
電動三輪車を貸してくれたら、もっと助かるんだけれど。
こちらは、特に、疲れて帰る家までや荷物の重い時にあったならって思う。
置き場のない家で雨ざらしにされたり、なかなか返されなかったりして、
貸す方が困ることも多いだろうけど、なんとかならないかなあ。
ショッピングセンターやスーパーの中にあるカートは便利だし、
ついたくさん買い物をした時は、家までも使いたいのだけれど。カートを道路で押すのは、慣れないとちょっと大変。
凸凹や混んだ道ではすごく気を使う。
だから、人や物を上手くよけながらついて来るカートがあれば、気楽なのだけれど。自転車と違って、カートは鍵をかけることもできないし、置く場所を見つけるのも大変。
持ちこんでの買い物も、ちょっと大変。
気軽にカートを持って出かけられる商店街やスーパーも増えるといいな。
それから…、
駅の駐輪場にカートを置けるようになっていれば、
電車で出かけた帰りに家までの荷物を持たなくてよくなる。
袋を使わないで済むよう、買い物かごを貸出すスーパーがあるそうだけど、
カートも貸してくれるのかな。
近頃ちり紙交換が来なくって。
紙は結構重いもの。だからって、ちょっとずつ出すのは、
面倒だし、回収する方も大変。新聞を売る側で回収をしているところがあって、
それは門まで取りに来てくれたけれど、
それがないところでは、ゴミステーションまで運ぶことになる。
そう遠くないとはいえ、重いものを持つのは、大変。新聞屋さんが1週間ぐらいまとめたのを回収してくれると助かるな。
洗剤やチケットを配るより、その方がありがたがられるサービスなのにな。
パソコンのデータを音声にするソフトはあるけれど、
点字の方がいい時もあるし、パソコンが上手く使えない方もいる。
公共のファックスがあるように、図書館やコンビニなど身近なところに、
点字プリンタ付のパソコンが備えられていて、気軽に使えるようになったら。手紙をフロッピーに保存して持っていけば、住所しか分からない方と連絡が取れるようになるし、
調べものの結果など、音で聞くよりわかりやすく伝えられる。点字は、目の不自由な方に、学校で教えられている、書き言葉。
なのに、使われているところが少なくて、とっても不便。なにか変だな。
当たり前に、点字で読み書きできるようになったらいいのにな。
メール専用機は、それなりに便利。ややこしい操作が少ないもので。
そしてメールの虜になった友人が言った。
これを音声で読めたら、気軽に目の見えない人とやり取りできるのに。確かに、点字で手紙を書くのは、気軽にはいかないし、
テキスト化した文を入れたフロッピーやメールのやり取りもあるけれど、
もっと気軽に使えるようになってもいい気がする。電話だと、出なければならない制約があるけれど、
それより気軽なメール。え?留守電でもいいじゃないかって?
しゃべるのと書くのと、違うのだし、いろいろな手段があってもいいと思うな。
モバイルコンピュータ,身につける機械が今後増えていくといわれるが、バッテリーが大問題。
電動車椅子って、バッテリーと一緒に動いているもの。
これ、一緒にしちゃえば。便利だし、ハンデがプラスになるじゃない。シニア向けの電動三輪車と車椅子のバッテリーの充電できる場があってもいい。
将来、電気自動車が一般的になったら充電スタンドと一緒にする方法もあるかも。会議などで車椅子を動かさない状態のとき、気軽に充電できるような環境と
継ぎ足して充電可能なバッテリーがあると、行動が広がるのではないだろうか。
充電時のコードを無接点接続にすると、とっさのときに自分で動けるようになるだろうな。
ホームページは背景、文字フォント、画像が中心に作られている。
電光表示のように文字が動いたり、カーソルを合わせると文章が現れたりといった仕掛けも作れる。文字を音声で流したり、カーソルを合わせると音声が出たりという仕掛けは作れないのかな。
音訳ソフトはあるけれど、購入し、導入し、操作しないとならない。
録音したものを使うということもできるかもしれないけれど、ファイルがが大きくなるし、
文章ひとつひとつ作らないとならないので、大変。気軽に文章を音声にするツールが組み込めたら、眼が疲れている時にも利用できそうだし、
宣伝文句を際立たせるのも気軽にできるから、便利。
パソコンに詳しい方、ぜひ開発してください。
家からオーダーできるシステムはあるけれど、それでは買い物に行く楽しみがなくなるから…
買ったものをその場で預け、帰りに休息所に行くとあちこちの店で買った物をまとめて渡してくれる、
やっぱり、なまものは自分の目で選びたいし、季節のものを発見する楽しみも。
こんなサービスがあったら、荷物を長いこと持ち歩かなくて済むのでゆっくり買い物を楽しめる。
カートを持っていくのもいいのだけれど、置き場に困るから。
こんな配慮があったらな。
タクシーにカーナビがついていて、カードで目的地の表示が即座に出れば…
事前におよその料金がわかるし、
疲れていて説明が億劫なとき、 場所の説明がしずらいとき、言葉が不自由なとき、便利。
家までなど、行き先が決まっていないとカードにできないけれど、
外出先で体調を崩したとき(あまり利用しない場所から乗っても説明が難しい)や
体が不自由なときはありがたい。でも…。タクシーの運転手はプロだから、カーナビって必要ないのだね。
広範囲の設備でないと、あまり意味がないし……。難しいな。
(背景パターン:竹の節)エレベーターのブザー、耳が不自由だとわからないと聞きました
重量オーバーのときは明かりも消してしまって、動かないを体現する(?)エレベーターがあったら
みんなでおしゃべりに夢中になっていても、すぐ気づくね。
遊びの場なら、「駄々をこねるエレベーター」として、話題になるかも…。追記:これを読んだ方から、五感が鋭いから急に明かりが消えたらパニックになるのでは、と意見を頂きました。
聴覚障害の方のご意見をぜひ伺いたいところです。