.*∵.*'*∴¨*∵.*'*∴¨*∵.*'*∴¨*∵.*'*∴¨*∵.*'*∴¨*∵.*'*∴¨*∵.*'*∴¨*∵.*'*∴¨*
ドラマだからといわないで
第11話(最終回)
.*∵.*'*∴¨*∵.*'*∴¨*∵.*'*∴¨*∵.*'*∴¨*∵.*'*∴¨*∵.*'*∴¨*∵.*'*∴¨*∵.*'*∴¨*
←まえへ･:*.'*∴つづく→

あんさん、はじめまして。

> 心臓移植って本当にこんな簡単なことじゃないんですよね。
そうです。知り合いに移植される確率も少ないですが、
術後もしばらく、感染症予防や拒絶反応への注意で、辛い時期があるでしょうね。

> でも、２作とも同じ終り方だったのでドラマではこれがせいいっぱいなのかなぁ
> と残念に思ってしまいました。
ドラマだから、こういう描き方になるのでしょうか。
限られた人間関係の中を描くことが多いようですから。
他の展開もあってもいいし、そういう描き方もできると思うので、
そのうちに、作られるのでは、と密かに期待しています。

> でも、本音をいうと、ある意味、心臓疾患が神経質にとりあげられないで、
> よかったな、と思える部分もあります。
> 腫れ物にさわるように取り扱われるのは嫌だから。

これを読んで感じたのですが、
神経質な対応されたくない、普段周りの人との関係もそうですよね。
周りが忙しそうに動いている中、できそうなことはあるけれど、
〇〇さんはこれしなくていいよ、休んでいてください、
なんて言われ、反論していいのか迷う時も多々あります。
でも一方で、具合の悪い時のあることも知っておいて欲しい、
無理はできないこと、わかっていてほしい、
そんな思いもあって、複雑なんですよね。
付き合いのある人に伝えられないことを、
ドラマに託すのが、無理なのかもしれませんね。

それから、他の掲示板の書きこみの返事を見て思ったのですが、
病気に限らず、大多数と違う部分があっても、
他人にとっては、他人でしかないから、
軽く見る、というか、真剣に見ないのかもしれません。

私だって、他の障害のことは、正直わからない。
同じ障害でも、感じ方は違うから、わからない。
ただ、言葉にすれば、見る人がいるかもしれないから、
その人にとって、考えるきっかけができると思う。
そのことが、例えば身近で同じ状況の人と出会った時、
深く知り合えるきっかけになるかもしれないから。
それがこの掲示板の一番大事なところだったのかもしれません。

以前、はあとさんが書かれていましたね。
世間にばかにされているような気がする、という人もいる、と。
でも、みんながみんな、ドラマの捉え方と同じではないはずだし、
思いを言葉にしてみることも、大事だと思います。
そこから、何かきっかけが生まれると、私は信じています。

いつもロムしてました。閉めてしまうというので一言。
心臓移植って本当にこんな簡単なことじゃないんですよね。
題名は忘れたけど、以前加藤あいと前田愛が出てたドラマもそうだった。
知り合いから知り合いへ移植されるっていう確率はほとんどないと思います。
待機患者リストがあるんだから・・・。
でも、２作とも同じ終り方だったのでドラマではこれがせいいっぱいなのかなぁ
と残念に思ってしまいました。

内部障害、というか、身体の病気のことって、軽く取り上げられやすい面って
あるんだと思う。疾患にもいろいろあるけれど、一般的に人に知られたくない
病気っていうのは、他人に感染しやすいものだったり、病気の場所をいいたく
なかったり、人の目を気にしたりなど、病院にいくのに躊躇を感じるものだったり
する、、。（気にさわる表現だったらすみません）

そういった病気の場合には、表現や患者の描写も丁寧に描かれると思うけれど、
健康人からして、特別に伏せておこうと意識しない病気（心臓も含む）の場合
には、結構大雑把に捉えられるんだと思います。

病気って、それを経験しないと、その病気に対しての受け入れ方って、わからない
と思うし、個人差も大きいと思う。
だけど、健康人からすると、そこまで繊細には感じようとはしないと思う。
だから、こういう掲示板で愚痴ってても、素直に共感できる人、ふ〜んで終わって
しまう人、など、いろいろですよね。
その人が今までどういう経験をして、また周囲にどういった家族や友人がいたかに
よっても感じ方、とてもかわってくるんでしょうね。
このドラマがそういったきっかけになってくれたら、って思います。

でも、本音をいうと、ある意味、心臓疾患が神経質にとりあげられないで、
よかったな、と思える部分もあります。
腫れ物にさわるように取り扱われるのは嫌だから。

なんだかわかりにくいカキコミになってしまってごめんなさい。。。

夏生が死んだことは、ユキが彼の家を訪れて、知った。
今まで見舞っていた父親たちは、伏せていた。
ユキが病気であることを、夏生はユキが倒れたことで知った。
ユキ自身から告げる言葉は、なかった。
こんな風に、普通なら当人達の間を描くだけで見せ場を作れるはずの
大事な場面を抜きにして、進んで行ったドラマ。
人を描いているといわれても、何かが違うと思うのです。

それとも、重いと思われることを、極力排除していったらああなるんでしょうか。
日常的に重さを抱えている人から見たら、そこまで避けなきゃならないものなの、
なんかなあ、っていう感じ。

せめて、ユキの立場で心配をしている人がそばにいたなら、
放り出されたという感想は持たなかったろうな。
ユキの父親、術後に、というだけでなく、
夏生への思い、その夏生が死んでしまったことをを知っていたはずなのに、
桜井さんとの話を考えたわけだから。
青児が、しっかりユキを見ていてくれたなら、少しは納得したかな。

それにしても、手術から1年のユキ、いつの間に一人で海に潜れるようになったの？

なんか、ここで終わってしまいそうだな…。↓のせいかな。

この掲示板、Summer Snowを語る場としての役目は終わるため、
来月いっぱいを一区切りと考えています。
ただ、ゆいかさんのおっしゃるように、ここで終わってしまうのも惜しく、
ではどうしたらいいか、考えているところです。
なお、閉鎖した場合も、ログ(過去の書きこみ)はＨＰ上に残そうと考えていますので、
ご了承いただきたいと思います。
今までＲＯＭだけだった方、お名前だけでも残してくださるとうれしいです。
(名前だけ投稿できます）

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Suzuran/7524

まきさんへ
本当に。私も最初、なんて言っていいかわからなかった…。ため息…

> このドラマのテーマは人を励ますこと、愛情、じゃなかったのでしょうか？
> 一話、一話、何らかのテーマを感じ色々な思うこと、感動をおぼえることも
> できたのですが、最終話は思い出してみても、ボーットもやがかかっていて、
> 主体がみえないというか、
> でも、今まで同じ路線で展開されてきただけに方向転換はしてほしくなかったな。
ここで流れがまったく変わったのが、うらぎられたという思いに繋がりますね。
11回という制約は、最初からわかっていたはずですから、
それをまとめるのが、プロの仕事ではないか、って思うのですが。

夏生に対しては、ユキが倒れたと聞き駆け出して、
知佳とぶつかったのにそのまま行ってしまったのに、
自転車に乗る危なっかしい子どもを見つけ車を止めたり、
同じ回でこんな場面、なんかなあと思いました。

毎回いろいろ書いていただきまして、ありがとうございます。

> どう生きるか、どう困難を乗り切るか、障害のある恋愛の方法等
> その選択肢の一つとしてあのドラマに注目した部分は若干ありました。
> 人の死は始まりです、ユキが助かったとしても、そこから先がドラマだったのでは？
> 移植はそんな安易な奇跡ではありません、
> 人が力強く起こすべくして起こしてやっと叶うのが奇跡と呼べるものです。
強く、同感。
だいたい、ユキは移植に対する思いは強くはなかったのに、移植を受けて、
この先の人生をしっかり自分で歩いていこうって思えるのかな。
そして、夏生の死を知った篠田家の訪問で、死んだ方がよかったといったことを言って
知佳に、お兄ちゃんが悲しむよ！と言い返されていましたね。
あんなに思いを乗せられたら、辛く、離れたくなりますよね。

ドラマは、世間の一部で、世間の見方が現れているところだから。
私にとっても、思いを吐き出すのにちょうどいい場、いい機会でした。
これからも、よろしく。

> 無理があるといえば、タイムスケジュール。知佳ちゃんの妊娠の経過から見て
> わずか半年余りの間の出来事だったことになる。ドラマの中盤で知佳ちゃんが出産して
> ストーリー上問題があっただろうか？あの誤認逮捕の回は必要だっただろうか？
本当に、時間経過がうまく合っていないし、忙しかったし、バタバタでしたね。
誤認逮捕で思い出しました。
純の描きかたも、用いかたがユキの病気と同じでしたね。
最初の方、純に障害があることで夏生とユキの関係ができて、
その頃は当たり前にとらえられましたが、
あの事件は、ストーリー上からもなくてもいいものでしたね。
障害のあることのかなしさ、辛さだけ前面に感じられて、不快でした。

ドラマファンではない方のひとつの見方を知らせていただき、
ありがとうございました。

> 悠さんが思っている程、視聴者は単純では有りませんよ。心臓病に関するドラマの中での矛盾点は
> 皆、きちんと解っていますし、ある程度理解していると思います。
> もっとも当事者でなければ、判らない事、思う事、考える事、悩む事は伺い知れませんけれど...。
> Summer Snowというドラマが有ったから、この掲示板を知り、悠さんのような心臓病の方の意見
> を聞き、考えさせられる事があったのは、私にとっては意味深いものでした。
そう言っていただけると嬉しいし、心が軽くなる気がします。

はあとさんが書かれたように、病気と付き合う日常を悩みながら、
周りから注目されることもなく、生きつづけます。
そのことが重くなる時も、あるんですよね。
もしかしたら、そういう重さを長いこと抱えずにすむ
ヒロインに対する嫉妬もちょこっとはあるのかも？

丁寧な書きこみ、ありがとうございました。
出会うことができて、よかったです。
ご縁がありましたら、またどこかで…。

夏生はユキに惹かれ、夢を語った。それは夏の雪を見ることだった。
ユキも夏生に惹かれ、海に潜り夏の雪を一緒に見たいと願った。
それは、病気のあるユキの身体の限界を超える夢だった。
だから、二人は苦しまなくてはならなかった。

ユキは、普通と同じに行動をしたい思いが強く、知らず知らず無理をする。
夏生は、ユキの身体のことを知っても、止めることができず、
離れることで、ユキを守ろうとするが、
二人の想いが強く、離れていることができない。
けれど、ユキの病気は確実に悪化していく。
ユキに生きてほしいと願う夏生は、
ユキの病気を任せられる青児に後を託し、別れる。
が、離れられない想いが、ユキを夏生に向かわせ、ユキは倒れた。
人の死で初めて人の命が救える心臓移植という治療しか選択肢はない。
そして、夏生が死ぬことで、ユキが生きられるようになる、
それを奇跡と執刀した青児は言った。

|||ユキは、自分の限界を超えたものを望み、健康な人と同じを望んだから。
|||夏生は、生きることが大事だという一点に固執したから。
|||待っていたのは、病苦が軽減したユキ一人が長い人生を歩くこと。

命よりも想いを選んだならば、違う結果になっただろう。
夏生はあれでよかったのだろうか。
この世にいたから、生きていてほしいと願ったのではないだろうか。
あの世にいても、やっぱり、ユキに何もしてやれないと思うのではないだろうか。
そして、青児はどうするのだろう。
夏生に対する強い想いと夏生の心臓を持つユキを、想いつづけるのだろうか。

もう、こんな結末だったなんてはっきり言ってガッカリ。
最終回見た後とてもブルーな気持でした。
感動して泣いたんじゃなくて悲しくて泣いてました。
ほんと最悪。

なんかこう、むなしさが先立ってしまって、なにをどう表現してよいものか、、、
って感じですが、

このドラマのテーマは人を励ますこと、愛情、じゃなかったのでしょうか？
一話、一話、何らかのテーマを感じ色々な思うこと、感動をおぼえることも
できたのですが、最終話は思い出してみても、ボーットもやがかかっていて、
主体がみえないというか、今まで夏生の生き様中心に展開されていたドラマが
主体なしに繰り広げられていったというか、、、正直いって、こういう内容は
夏の夜の番外編にしてほしかったです。

話の展開を思い切り最終回にしてしまって、父親の結婚といい、ユキの回復状態
といい、移植に対してのユキの反応、家族の反応、あまりにも無理にまとめすぎ。
ほんとは、それぞれに十分な展開が予想されるのに残念です。
でも、製作側としては11回という限られた回数でまとめないといけないし、じゃあ
あなたなら、どうまとめるか、といわれると難しいのだろうなあ。

でも、今まで同じ路線で展開されてきただけに方向転換はしてほしくなかったな。
ユキの気持ちはどうなるんだろう。手術前にあれだけ無茶をやってしまったユキが
すんなり状況を受け入れるとも思えない。私だったら立ち上がれない。
自分が無茶して発作起こしたこと後悔するし、身体が元気になったからといって、
どう元気をエンジョイしたらいいのかわからないと思う。　　　夏生がいたから
元気になりたいと思ったんだし。夏生のエスコートがなかったら今まで通りでも
別に不自由しないかなって。

夏生も夏生ですよ、毎朝知佳ちゃんたちに気をつけなさいよ〜といっておきなが
ら、自分が交通事故に遭っちゃうなんて！これ私情の入りすぎ！？

いろいろ言ってもドラマは終わってしまったんだから、
ドラマで得た大切な感情、そしてこの掲示板でえることのできた多くの方の大切な意見など、この夏の大切な思い出として、大切にしまっておきたいと思います。

ひとつのドラマを中心に、これほど一生懸命に語り合うことってなかったから、
結果はともかくとして、語り合う場をつくってくださった悠さん、そして、カキコ
ミされた皆さんに感謝しています。

悠さん、ドラマが終了したらこの掲示板はなくなってしまうのですか？
残しておいてほしいというのはエゴでしょうか？

一番ショックだったのは、人の死でドラマを終わりにした手法でしょうか・・・
どう生きるか、どう困難を乗り切るか、障害のある恋愛の方法等
その選択肢の一つとしてあのドラマに注目した部分は若干ありました。
予想外の展開よりも、まだ安易なハッピーエンドの方がマシ。

人の死は始まりです、ユキが助かったとしても、そこから先がドラマだったのでは？
移植はそんな安易な奇跡ではありません、
人が力強く起こすべくして起こしてやっと叶うのが奇跡と呼べるものです。

わたしがユキだったら、夏生の心臓もらったと判ったら錯乱します、
それが普通の感覚だろうとも思います。
そして夏生の家族に一生申し訳ないと思い続け、あの家族を見るのも辛い
あんな笑顔で今までどうりのつき合いなんてできません。

内部疾患は周囲だって理解しずらいのに、誤った描き方をされると迷惑だなぁ〜
っていつも思います。
病気も心理描写もいい加減だとこちらは知ってるだけにキツイ。
一番肝心な部分ですから、制作段階において慎重に考えて頂きたい・・・
メディアの影響は大きいですから。

脚本の方もさぞや難しかったのでしょうけれど、みなさんもお疲れさまでした。

１０４３さんが書かれたこと

> 悠さんが思っている程、視聴者は単純では有りませんよ。心臓病に関するドラマの中での矛盾点は
> 皆、きちんと解っていますし、ある程度理解していると思います。
> もっとも当事者でなければ、判らない事、思う事、考える事、悩む事は伺い知れませんけれど...。
> Summer Snowというドラマが有ったから、この掲示板を知り、悠さんのような心臓病の方の意見
> を聞き、考えさせられる事があったのは、私にとっては意味深いものでした。

> この３ヶ月は私にとっていつもの夏と違って色々なことを少し
> 考えることが出来た意味のある時間でした。
> 
> 悠さんも、はあとさんも、ゆいかさんも、お身体には十分気をつけてこれからも頑張って生きていって
> 下さい。本当に素敵な方達だと掲示板を見ながら感じていました、陰ながら応援しています。
> さようなら...本当にいい夏を有り難うございました...。
  
きっと普通の視聴者だってあのドラマ全てを信じてしまう訳なんてあり得ないですよね。
そして最終回の奇抜さに、戸惑っていますよねぇ   きっと
ドラマは３ヶ月で終わってしまえばそれまでだけど、
私たちは病気を抱えながら、悩みながら、生き続け
ドラマでヒロインになることもない中年になりますよ、きっと（＾＾；

書き込んでる私たち（心臓病患者）以外にももっと多くの人がこの掲示板をみています
でも、書かない、「なんで？」との私の問いに彼女は、
「バカにされてるような気になるの」と答えました
「だれに？」
「世間に」

私が滅多に口にしない様々な言葉をここで出したのは
たぶん誰に対してでもなく、きっと世間だったのです、
きっとずっとずっと吐き出す場を求めていた。
こんなズレたドラマにそれをぶつけてしまったのかもしれません。

これからも懲りずにおつきあいくださいませ！
                                                    　　

http://www.muteki.com/cgi-bin/m-chat/user/3a/minibbs.cgi

>夏生をゴーストとして出す必要は無かった！
>夏生にバイクが近付くシーンからユキが篠田サイクルに訪れる迄のシーンが無ければまだマシだった
同感！ストーリー的にも無理がありすぎ。外出できるまでに回復していれば
その前に「お見舞いにきてくれない」「連絡が取れない」などで異変に気がついて当然。
心臓病云々の前に常識が余りにもない。霊となって来てくれていたから気がつかなかった、
では雨月物語だ！
無理があるといえば、タイムスケジュール。知佳ちゃんの妊娠の経過から見て
わずか半年余りの間の出来事だったことになる。ドラマの中盤で知佳ちゃんが出産して
ストーリー上問題があっただろうか？あの誤認逮捕の回は必要だっただろうか？

>それどころか、ユキが再び人を好きになる時の枷になるだろう。
悠さんのこの見解にも同感。なぜドナーを明かさないかということにも理解がなさ過ぎ。
ドナーやその周りの人たちの思いを患者に背負わせるのは重すぎるからだ！
現実には病状によって順位がついていて、同じ病院に移植待ちの患者とドナーとなる
人がいて適合したとしてもそのまま移植していいということにはならないのは承知の通り。
ま〜それからいえば奇跡中の奇跡だわな〜

いい加減にみていた私でも「おい！」といいたいところだらけだった最終回。

作っている人たちへ：きっちりと本を書いて下さい。
少なくとも時間経過と事件に大きな矛盾がないように、
少なくともファンタジーでないのなら登場する組織や事件について概要くらいはきちんと取材して

ドラマSummer Snowも終わり、ここの掲示板も閉めてしまうと思いますので最後に私の感想を
書かせて頂きます。

十話までのドラマと最終話では全く色合いの違うドラマになってしまいました。
私もとても残念です。もう少しマトモなストーリーになると期待していたのですが....。
夏生をゴーストとして出す必要は無かった！、これは堂本剛さんファンへの媚びでしか無く
視聴者を騙すような演出は、見てて不愉快でした。
本当に十話迄はドラマ的に面白く少し感動し楽しめました、でも今回はSummer Snowファンの
私でも楽しめませんでした、特に前半はファンタジーの世界で、今迄作り上げたドラマの内容や
雰囲気全てを否定するような演出には正直悲しくなりました。応援していたのが最後に裏切られた
感じがして....。十話迄の雰囲気でしたら、どんな結果でも許せたのに、夏生がゾナーでもユキの
死であっても、ハッピーでもアンハッピーでもよかった、これがファンのとしての私の思いです。
映像的には、後半ユキが電車の中で海を見ながら涙を流し落とした涙が夏生の心臓で有る胸にかかり
手を当てるシーンが好きです。
夏生にバイクが近付くシーンからユキが篠田サイクルに訪れる迄のシーンが無ければまだマシだったのに、
テープにダビングする時は２種類作って一つはカットバージョンで残そうと思います。

悠さんが思っている程、視聴者は単純では有りませんよ。心臓病に関するドラマの中での矛盾点は
皆、きちんと解っていますし、ある程度理解していると思います。
もっとも当事者でなければ、判らない事、思う事、考える事、悩む事は伺い知れませんけれど...。
Summer Snowというドラマが有ったから、この掲示板を知り、悠さんのような心臓病の方の意見
を聞き、考えさせられる事があったのは、私にとっては意味深いものでした。

この掲示板は、時間のある時一日一回は覗いていました、Summer Snowファンとしてカキコミも
させて頂きました。最初は７/31 URMさんのドラマの意見に反論みたいな事を書いてすぐに反省し
8/22には、お節介な性格からドラマの見方について意見までして、あなたは一体何様のつもりと
自分を叱責したりもしました。でも、この３ヶ月は私にとっていつもの夏と違って色々なことを少し
考えることが出来た意味のある時間でした。

悠さんも、はあとさんも、ゆいかさんも、お身体には十分気をつけてこれからも頑張って生きていって
下さい。本当に素敵な方達だと掲示板を見ながら感じていました、陰ながら応援しています。

私はSummer Snowファンとしてこの掲示板では、夏に降る雪の様に儚く消えていきたいと思います。
さようなら...本当にいい夏を有り難うございました...。
                                                                       　　　　 Summer Snowファンの1043でした。

時間が経って少しは落ち着くかと思いましたが、
うらぎられたという気持ちは変わりません。

ドナーカードを見つめていた夏生。
永遠の別れというタイトル。
伏線は張られていた。
その一方、
夏生と離したことを悔やんでいた父親が、
ユキの術後に桜井さんと一緒になる話しをする。
夏生が死んだことを伏せている。
(ユキは夏生の家を訪ねたことで知る)
ユキのことを考えているとは思えない行動ばかり。

家族のよさ、命の大切さ。
そんなふうに思わせることを描いているようでいて、
その実ちっとも大切にしていない。
そんなドラマに感動したという人がいることがなんだか悔しい。

愛の奇跡というタイトル。
ユキに生きていて欲しいと願った夏生からすれば、
そうかもしれないけれど。
ユキにとって、夏生の存在は、人として大切だった。
ドナーの心臓として一体になり生きているという見かたをされても、
ユキがこれから生きていく上での力としては不足だ。
それどころか、ユキが再び人を好きになる時の枷になるだろう。
そばにいながら、関わりを持ちながら、
あれだけユキのことを考えていない人達、
その中でどうやって生きていけというのだろう。

夏生のために駆け出したユキだから、
その結果と思えば、よかったといえるかもしれないけど。
病気の日常を生きている者には、かなり毒のドラマでしたね。

時間が足りなかったからかもしれないけど、
移植手術後すぐの面会が普通にできたり、
1ヶ月くらいで外出ができたり、
あんな簡単に治ると思われたら困る！
しかも、ゆかりちゃんの回復過程と違いすぎ！(笑)

衝撃の結末。確かにそうでした。
でも、ユキの立場にしたら、辛すぎます。
確かに生きていかれるようになった。けれど。
ようやくみつけた大切な人を失って、生き続けていく。
病気で育ってきた今までのこともあるから、
身体が元気になったからと言っても、重さは抱えながら。
そして、夏生が生きていて欲しいと望んでいたということの
その重さも抱えながら。
ユキは一人ぼっち。
ユキの父親は、桜井さんと本当に一緒になったのでしょうか。
そうとしたら、ユキは本当に、一人ぼっちで放り出されたことになります。

病気であることの重さを知っている私は、感動なんてできません。

←まえへ･:*.'*∴つづく→