病院

体調は普段と変わりないのに、'99年6月は4件の医療機関にかかりました。そこで感じたことや、病院での出来事。

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専門病院 かかりつけ 改めて健康診断

専門病院

先天性心臓病のため、大人ですが小児循環器科にかかっています。

◎某大病院
子供の頃からかかっているこの病院へは、年一度の定期検診。
昨秋、心エコー検査を受けたのに、結果も聞きに行かない、不真面目な患者だ。
因みに、エコーの時、技師がカルテと画面を見比べている場面があったが、無言だった。
心電図、レントゲン、診察といういつものコースの他に、医師の指示で血液検査。
思いの他多く採血され、会計でも料金が多かった…。
独立したこともあり、近くで何かあった時に駆け込める病院の医師(小児科)を紹介してもらった(↓)。

◎某市立病院
初診。電話で外来の日を確認、でかける。
専門外来なので、一般の小児科と異なるようで、受付で戸惑う。
小児科の窓口では、初診にはつきものの問診票を書くのだが、内容は、どのような症状でこの病院へ来たか、予防接種はしたか、などで、殆ど書きこめなかった。
問診票を渡した看護婦に、来た理由を説明したが、小児科より大人の方にかかった方がいいのでは、と言われる。紹介状があるので、先生にみてもらってから、ということになり、しばらく待ってようやく心電図、レントゲン、心エコーの指示が出る。
エコーにて。なぜかここでも来た理由を訊かれる。技師も戸惑ったのだろうか。しかも、あまり私の型の心臓を見た経験がないのか、直接操作する技師の他にもう一人いたし、操作している技師があれこれ言いながら考えたりしていた。
先生は、来た理由を一発で理解した。こちらの不安もある程度見通して、話をしてくださる。基礎データをとったので、何かあったらいつでもどうぞ、と(悠さんのことはしかと承りました、と言われた)。
この先生、直接面識はなかったが、某大病院にいたので私の受けた手術に関しては詳しい。

小児科ということには、こだわらないつもりだが、待合室で目につく子供という存在が気になる。

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かかりつけ

◎某病院
体調は安定しているので、月一度、診察、薬の処方のみだった。
転居のため、紹介状を書いてもらう。

◎転院まで
*新居の近所にあった小児科も兼ねている内科に電話。
しかし、年配の医師らしく手におえないと思われたか、市の医療センターへ行ったほうがいいと言われる。
*駅近くにある老人のデイケアも行っているクリニックに電話。
紹介状を持っていることを確認し、来てくださいとのこと。

◎某クリニック
今までの医院のイメージを払拭させてくれる調度。精神科もうたっているせいか。
医師からはじめまして、と名乗られたので、ちょっとびっくりした。
循環器の専門ではないので、と言われるが、それを承知でお願いした。専門医でもわからないことはあるのだ
紹介状の内容に、ジキタリスに対して重篤な副作用があることが記載されていたそうで、何か書いたものを(自分で)持っているか、訊かれた。直接そのことを聞いたのは始めてだったので、それほど気をつけなければいけないものだったのかと、改めて、医師との関係を考えずにはいられなかった。
前の病院の時、緊急入院だったので、問診票などは母が答えていたし、ジギタリスのことも母は説明を聞いたようだが、私はそこまで大変なことだとは思っていなかった。
今度は私自身がしっかり医師と関われるようにしたい。

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改めて、思うこと

小さいときから、自分の病名は知っていました。きっと親がそれとなく教えてくれたのでしょう。
けれど、自分の病気について昔からかかっている主治医の説明を受ける機会がありませんでした。
もちろん、親から説明の一端を聞いていますが、又聞きなので不確かなこともあるでしょう。
自分で訊かないのもいけないのですが、外から見たってわかりっこない、と他人というか外側から見た判断に無頓着なところがあるのです。
子供の頃、家にあった「家庭の医学」で病名をみると、学童期まで殆ど生きられないというようなことが書いてあり、それと自分の状況とのギャップを強く感じていたこともあったのかもしれません。
そして、私を守るため医療に対して不信感を持った親の思いを知っているために、素直に受け取れないところがあるのです。
周囲がどう見ても、どう判断しても、生きるのは私自身です。
でも、もう少し他人の言葉にも耳を傾けた方がいいかもしれない。気づかなかったことを気づかせてくれることもあるから。
病院との関わりをうまく自分の力にできるようになりたいです。

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会社の健康診断にて

会社近くの病院で、一般的な健康診断を初体験。
血管も脈も細く、看護婦さんに苦労をかけました。専門の病院だと、慣れている方が多かったのだと、つくづく。
医師の診察。レントゲンを見て、肺のことを問われたけれど、心臓です。問診票にも記入して、口頭でも説明しましたが、受けとって頂けなかったようです。もう一度、と聴診器を取り、三尖弁はこの辺にあるけれど、といいながら当てていましたが、何かわかったのでしょうか。そして、それだけで終わりになりましたが、私には胃も腸もあるのですが、それでいいのでしょうか。…笑。
専門医にかかっている心臓のこと以外をメインにしてほしい(私には、この状態は普通だから)と思っても、健康と違う部分を追求したくなるのでしょうね。この辺の意識のギャップは大きい。それにしても、診察のかいは、あったのでしょうか?

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