体力のない人のための…放送大学の歩き方

update・03/08/17

 放送授業は、録音録画で体調のいい時に視聴すればいい。
 学期ごとの試験は、所属の学習センターへ受けに行かなければならないけれど、年に数日のこと、何が何でも体調を合わせて頑張るしかない。そこは健康であっても、言い訳できないところ。
 問題は、面接授業に荷物を持って出かけなければならないこと。1科目につき2時間15分(途中たいてい休息が入る)が、5回。平日型と土日型、集中面接、と3パターン。学習センターが近ければ、1コマずつの平日型が楽だろうけど。
 平日に通えず、車を利用できない私は、2日で5コマをこなす土日型や集中型をとり、土曜に学習センター近くに泊まるのが一番楽。こうすれば、遠い学習センターの授業でもとれると発想を変えてみた。旅行とまでいかないけれど、日常からちょっぴり離れるいい機会にもなる。因みに、泊まりが楽というのは、朝はなかなか動けなくて、動くと後でとても疲れるために、1日目は午後始まりの授業を受けるために必然的にそうなった、という個人的事情もあって。(こういう選び方をしていると、なかなかこれと思う授業がないです…)
 たいてい身障者用設備はそれなりに付いていますが、ちょっと違う観点、私の見た範囲で学習センターの様子を案内します。
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千葉学習センター

 JR,京成と複数の駅から行かれるが、駅から遠く(徒歩15分)、途中に歩道橋がある。
 京成の駅は、ホームから駅舎まで地面なので、長い階段を避けたい場合はこちらを利用するとよい。ただし、屋根がないため、雨の日はかなしい思いをする。
 学習センター自体は、ロッカーは入り口に近いし、ロビーのベンチも数が多く、楽に過ごせる。強いて問題があるとすれば、飲料の自販機やイス・テーブルのあるスペースが、外からは行きやすいけれど、中からは部屋の周りを回る形になり遠いこと。雨降りの時には、ちょっとかなしい。
 セミナーハウスに宿泊すれば、一泊二千数百円。食事に出歩かなければならないが、コンビニ、スーパーへ買出しにいけば、かなり安く済む。
 なお、セミナーハウスは、車椅子で宿泊できる部屋が1階にあるが、普通は階段しかない2階へ割り振られることが多いため、要注意。

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埼玉学習センター

 ターミナル駅そばのビルの複数の階にあり、ビル内のため禁煙が徹底されている。教室は外に面して配置され、ロビーには窓がなく、ブルー系の床で暗い雰囲気。閉所恐怖の人にはつらいかもしれない。階段も使いづらく、エレベーターからロビーは自動ドアで区切られているから、非常時のことを考えるとちょっと怖い。
 図書室は広々していて、窓からは電車がたくさん停まっているのが見え、鉄道ファンならずとも、眺めのよさがたまらなくいい。

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東京文京学習センター

 地下鉄の駅から程近くの大学を間借している。都会だが公園に隣接して緑が多い。
 エレベーターは入り口から一番遠く、目立たない場所にある。ロッカーも少ないし目立たないため、ついつい荷物を抱えながら階段を上がることになる。
 教室の通路が狭く、後ろのドアは机が迫っていて、出入りしづらい。3人用の自由席、真ん中は避けられるので、授業中来る人がいると混乱する。
 のんびり座れる場所=ゆとりがあまりない。外の公園へ行けばいいのだけれど…雨の日はかなしい。


東京足立学習センター

 バス停から少し歩いたところにある、都・区の複合施設の複数階にある。
 エレベーターを降り、教室のある場所への見通しがきかないため、つい歩き回ることになる。一番大きい部屋の研修室1へ行く渡り廊下の出入のところは、ドアが重く開けるのにかなり苦労する。
 エレベーターがなかなか来ず、どこにいるかの表示もないため、間違った階に来たときなどイライラする。階段室のドアも重い。
 ラウンジというか外にベンチがあり川が見える場所がある。外に面している渡り廊下とともに、空調の中にいることがつらい時のオアシス。

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栃木学習センター

 ターミナル駅からバスで大学前、大学の図書館に併設されている。
 こじんまりと作られている。また、ここの机は2人用で、授業時には予め席が割り振られる。
 エレベーターが図書館内にあるため、気軽に利用できないのは残念。

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