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■ '04.07.小倉・博多へ

心臓病者の年一度の集まり。その前日、小倉の友人に会うオプションをつけて、出かけた。
小倉城とお祭り、出会った人たちが印象に残っている。
   小倉行き
気がつくと指定に乗れる時間が迫っている。
みどりの窓口、前に並んでいるのは指定券予約の人が多そうなので、厚かましくもお願いして譲ってもらった。あ〜、いかんよなあ。
おかげで無事にのぞみに乗れた。
車内5時間は、長い。陽射しで暑い。
降りた時の熱気は、東京よりは楽だったな。

西小倉駅で、友人と会う。
小倉から一つはずれた、小さい駅なんだね、そのほど近くにある、小倉城。
城は、多分バリアフルな場所だからと避けて、庭園見物を計画していた。
小笠原流(礼法)の発祥の地だというのも、このあたりのことを調べて、はじめて知った。
庭園の緑の中で、セミの声が響く。千葉ではまだ鳴いていないから、初音?
宿を街中よりも目的地の近くにして大正解。
ラッキーなことに、この日から始まった小倉祇園の太鼓や何の気なしに立ち寄った八坂神社で山車が出かけるところに遭遇。
山車といっても、小さいのだけれど、この時ばかりは自動車も山車の後についてのろのろと進んでいる。
友人が予約してくれた、リバウォークにあるお店も雰囲気よくおいしく食事ができて。
何よりも彼女に会うことができたし、うれしいことがいろいろあった一日だった。
それにしても、本当に不思議、HPを見てくれても、メールをもらわなければ私は彼女と知りあうことはなかった。それが、こうして会うことができて。

ところで、こちらの天然水は、阿蘇の水でした。さすが九州。
   博多行き
このところずっと熱帯気候にいたので、さわやかな気分で迎えた朝も久しぶりの気がする。(冷房様々)
ホテルを出てから、次の予定まで少し半端に時間があったので、当てもなくウロウロと。
リバーウォーク地下のダイエーで堅パンを発見、おもしろがって買ったが、果たして食べるだけの顎力があるだろうか?

くろがね 堅パン 健康はアゴから・・・

小倉駅か城へいけば、昨日知って気になった、小倉織もあったのかもしれないけれど、さすがにそれだけのためには行く気になれず、電車に乗りこみ、お昼過ぎ、博多着。
食事をしたり、名店街を見て歩いたりして、既におみやげを買い込んで荷物を増やして。
多分疲れて思考力なくなってました。
予定より早めに集合場所に着いたら、新幹線が遅れているらしい。だいじょぶか?
こうして、メインの予定、全国から年に1度、心臓病者が集合する会へ突入。

開会式では司会の二人がいい味出していて、博多にわかや、太鼓の演奏があったりして。
太鼓の響きは疲れた身にはちとつらいけど、メンバーに会員がいるという驚きがあったり。
もちろん、いろんな方がいて、酸素が必要な人も、車椅子が必要な人も、ピンからキリまで。個性も様々
   博多中日
夕べ遅かったりして、調子出てなくて、朝食後のひととき、部屋でぐったりしてて同室のおねえさまに心配かけてしまいました。
ムチャクチャ マイペースなもので、放って置くといいんですが、協調性なし。
こういう団体行動の時に実感させられる。
あ〜、いかんよなあ。

午前中は、カラーコーディネートのお話し。
先生から直接アドバイスいただける数人を選ぶくじを引いて、何と当たってしまった。ふだんくじ運が悪いというのに、一体・・・
そして、布を当てられて、感じたこと。
濃い色が似合うと漠然と思っていたけど、実際に、似合う系統の様々な色を合わせて本当にそうだったのだと。
そして、先生は女性の色はピンクだから、もっと着なさいと周りにも勧めていて、似合うのはわかったんだけど、それでも着ることを躊躇する自分の気持ちも知ることができた。・・・頑固なのかしら。
美容学校の生徒さんたちの、ネイルアート。
気がつくとやってもらっていた。
マニキュアはまったくしたことがないし、おまかせしたら、POPな爪に。
ちょっぴり恥ずかしいような。
午後は医師や臓器移植コーディネーターの講演。外科医の本音は興味深かった。
移植の方は、考える機会を増やしていくしかないなあ、とは思う。
夕食では、偶然同じ病名の大先輩の隣りに座り、勇気をいただいた。
手術できなくて、酸素も必要な様子。だけど、当たり前に暮してる。
手術した私なら、まだまだいけるはずだね。
そんな方とも出会えるから、この会に参加するんだよね。
   最終日
博多駅まで送られ、新幹線までの時間、またまた駅をうろついていた。
本屋に行きたいと探したが、駅ビルには大きい本屋がないんだね。
井筒屋にも、本屋がなかったし、妙なところで、うちの近所とは違うなあと。
うろついた挙句、半分諦めかけていた博多ラーメンを地下街の小さな店で食べた。
替え玉までいきたかったけど、ちと足らんぐらいがちょうどいいかと、一杯だけで終了。あっさり細麺でおいしい。
軽く食べるにはちょうどの量、駅そばよりよほどいい。
博多っ子がうらやましいなあ。
そうそう、相変わらずPOPな指先なので、除光液も忘れずに仕入れた。
さすがにこれで仕事に行く勇気はない。

(落す前の証拠写真?←記念写真だろうに)

新幹線は、今度は始発から終点まで走破。
時々景色はみたけれど、とにかく眠くて、三島を過ぎた辺りでようやくすっきり。
降りる準備をするまで一歩も動かなかった。
よくエコノミークラス症候群ならなかったな。
駅の混雑も意外に少なくて、のんびりと帰りついた。ふはあ。お疲れさま。

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