*役所の対応・・・行政の福祉制度を受けるときの関門

制度の解説の冊子
福祉制度がまとめて書かれた冊子があっても。読んでも、自分が受けられるものなのか、わからないことも多い。
手続きをした月からしか手当てがでないなど、予め知っていないと不利益になることもあるのだから、
住民全員に配らないと、とっさの時に役に立たない。
それから、身障者手帳の手続きをした時にでもまとめて
こういう制度の対象になるかもしれないと教えてくれるといいのだけれど。
制度が変わっても、何か手続きが必要になったときでもないと教えてくれない。

担当者でも詳しくない
ある時、手続きをしに窓口へ行ったら、私を待たせて3人でしばらく話し合っていた。
始めてのケースだったのかと思ったが、そうでもないらしい。
担当者といっても、異動したばかりなど、詳しくない人もいる。
制度=条例も読み方によって変わるし、個々の状況が違うために、判断しがたいこともあるだろう。
でも、そのためにやりとりに時間がかかったり、平日しかやり取りできないことを考えると、
制度に詳しく仲立ちができる人がいるといいのに、と思う。
切羽詰まっている時ほど、時間も気持ちの余裕もないものだから。

今はむかし話
利用したい制度があって電話で訊くと、「申請書を取りに来てください」。
最近は、郵送でやり取りしてくれるようになったけれど、
こちらから、行くのは大変と言わないと、向うからはなかなか言い出さない。
日常が大変だから、制度を受けたいのに、そういう人を相手にしているはずなのに。疑問。

以前、内部障害は運賃割引の制度は使えなかった。制度が変わったとき、市役所まで手続きに行ったが、手帳に印を押すだけだった。
そのために私が数時間をさき、出かける労力をかけた。それをしなければ制度があって手帳があっても割引が使えなかったのだろうか。
必要な手続きというのはもちろんあるだろう。
けれど制度が変わる度、役所の求めがある度、出かけたり書類を書いたりしなければならないことには疑問も多い。

そして、引っ越してみて、同じ県内でも市によって対応が違うのだとつくづく感じた。

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*お引越し('99年)

引越し前の市で
担当の障害支援課にたずねると、手当などを止める書類が必要になるという。
最初、出かけなければならないと思いこんでいたが、
電話連絡で必要書類を郵送でもらい、記入して返送することで手続きは完了。

引越し先の市で
電話で担当の障害福祉課へ。窓口には、どうしても出かけなければならないという。
転入届けと同時でなくてよいかたずねると、一緒の方がいい、とのこと。
仕方ない、同時は無理にしても、ここは出かけるしかないようだ。

住民票の移動、国民健康保険の手続きは、近所の出張所でできる。
医療費助成やタクシー券の手続きも、新規以外なら出張所でできるという。
ハンデがあるから制度を受けているのに、そのために時間やパワーを使い、手続きに行かなければならないのは、変だ。
もちろん、市により違う福祉制度の説明や担当の雰囲気を知る機会でもあるし、
あちらも、代理人でも来てもらってその人の状況を把握したいと思うのだろうが。

引越し先の市役所へ出かけた時に必要だったもの
身障者手帳、健康保険証、印鑑、年金証書、
助成金を受け取る銀行口座の通帳(番号がわかるものでも可)
心身障害者扶養年金を納めている(払っている)場合、その証書も必要だろう。

うっかり通帳を忘れたために、その日に手続きが済まなかった。
来てくださいといわれるが、出直せないことを伝えると、郵送でいいことになる。
こういう時、すぐに返信用封筒(但し切手は貼らねばならぬ)を出してきて、さすが進んでいる市だ。
でも、出直せないことを強く主張しないと郵送にならない点は変わらない。
尋ねたりする際には、やはりパワーが必要になりそうだ。

どちらの市でも、自分がどの制度を利用しているかを把握していたため
比較的スムーズに話しがすすんだ。
ただ、心身障害者扶養年金は例が少ないらしく、担当者でないとわからないようだ。

その他いろいろ

個人データを記入する用紙を書いて印鑑をおした。
身障者手帳の住所を変えて印を押してもらった。
私の住所などのデータを打ち出した用紙を係の人が持っていた。
台帳のようなものに、記入していた。
他に、身障者更正?という題の用紙に何やら書きこんでいた。(私は更正の対象らしい)
地区の担当者はH氏だと説明された。
福祉のしおりを渡された。

カウンターには、福祉会会報や福祉のしおり、施設案内の点字版がおいてあり、
介護タクシーや配食サービス、有料道路割引の説明のチラシなどがあった。
引越し前の市は場所が狭かったせいか、当事者に必要な情報はあまりなかったっけ。

前は、子どもだった私の代わりに親が手続きをしてきたのだけど、
ネガティブにとらえると、ここで障害者の烙印を押されるように感じるのではないだろうか。
登録は必要なこととはいえ、私自身、あまり気分のいいものではなかった。

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