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■ '06.春 鬼怒川へ

ゴールデンウィークの、母との旅。
昼過ぎ、実家の最寄り駅で合流、いつもあまり行かない方向へ。
しばらく振りで通ったら、工事していたり、沿線の風景がずいぶん変わっている。
  ちょっとドタバタ
乗換えの春日部で、人の流れと別の方を見回して、エスカレーターを発見。
やれやれ、と思いながら、特急のいるホームへ。
まだ特急券買ってない…、あせっ。券売機を発見するも、電車のドアのところに乗務員がいて、聞くと、券を売ってくれたので、急いで乗りこむ。助かった。
空いているところに座っていいというので、ゆったりできた。
電車での旅行は久しぶりと母。そういえば、車で行くことが多いものね。
車窓は、曇り空の下、水を張っただけの田んぼと、霞んだ新緑。

■降り立った駅で、靄で煙る山。

鈍行に乗換え、小さな駅へと降り立つ。
越線橋の階段をカート抱えてわっせわっせと母より先に行くと、後から来た母は、途中で駅員さんにカートを持ってもらっていた。あはは。よかった。
お昼遅くなってしまって、どうしようと、駅前を見ると、ファミレス。
うーむ、他にないかと道をまっすぐ行くと、そばや発見。入ることに。
天ぷらそば、なるとが入ってる。手打ちそば、不揃いの麺。おいしい。
そして、緑やつつじを見ながら、宿へ。
部屋が広い。ソファーベッドもあるー(普段ビジホの人なのでつい…)。山の緑がきれい。

■晴れて来たから、よけいみごと。


■5階だから、なおさら。

夕はのんびり休んで、夜は懐石を堪能。
温泉は、露天風呂と寝風呂(?浅く、仰向けに寝るようになっている)でゆったり。
ぬるいからと思っても、さすがに温泉、後で暑くなる。ふう。
  行ったり来たり
翌日。観光、あちこちは行かれそうにないので、ライン下りをメインに、近くの公園で山野草展があると知り、それを見てから行こうということになる。
チェックアウトして、カートを引っ張って出発。お天気がいいので気持ちがいい。
駅を通りすぎ、道をまっすぐ行く。何も出てきそうになく、不安になった母がまだかと言い始めた頃、公園の看板を発見。やれやれ。
駐車場の横が会場、歩きで来る人など、いないみたい。
草もの盆栽、売り物の苗木、いろいろ。でも、それよりも、新緑がきれいで、鉢よりも周りにある樹木の方を見たい気分になっている。
でも、散策しようにも、カートでは行けないじゃり道。残念。
もと来た道を再び駅前へ。和菓子やさんの外のベンチに越しかけていたが、なんとなくよさげな雰囲気に、中に入る。品物を見ていたら、饅頭をご馳走になった。うれしい。
おやつにちょっとばかり買って行く。

■ちょっとみにくいけれど、東武ワールドスクエアの玄関口の駅。

まだ時間あるねえ、としばし思案。バス停で時刻をみると、電車より先に来るので、そちらで行くことにする。
前乗り、前降りの路線バス、ワールドスクエアの入口へ寄るのには、ちょっとビックリ。

鬼怒川温泉駅に降り立ち、土産物屋探索。
観光案内所の横の建物に目をやったら、不思議なもの発見。思わず撮影。

■この辺りにゆかりのあるものなのか、不思議な物体その1。

■不思議な物体その2、寄贈者の表示しかなかった。

お昼、階段を昇らずに済む、近くの洋食屋へ行くことに。
時分どきで、結構待ったけれど、パスタランチ、トマトソースたっぷりでおいしかった。
  ライン下りへ
受付のある建物へ、急階段の下り、カートを抱えて降りる。
最初からわかっていたら、駅のロッカーに入れてたものを、預ければいいという発想をあまりしない二人。というより、預けたら、戻ってこないといけないから、その移動のことも考えてしまう。
受付で下船場から他へのアクセスが悪いことがわかり、シャトルバスで戻ることにして、荷物を預ける。
乗船場の河原へ、不規則な階段をかなり下る。こんなにあるんだ、遠い〜。先が少し思い遣られる。
■つづら折れの階段を乗船場へ降りて行く。

乗る前にしばし待つ。結構人人人…。これだけ乗れるの?と思ったら、4艘いるのですね。
■舟、スタンバイ中。

(一艘に最大30人乗れるそう)
そして、並んで乗船…が、私たちの前で一旦ストップ。
ということは、舟の一番前になるのかしら?
幸か不幸か、その通りでした。
水かさが多いのでしぶきがかかるかもと、2列に乗った前から2番目までポンチョを渡され、しぶき避けビニールを持って上へあげる係という栄誉(?)に恵まれたのでした…。
ついでに、説明してくれる船頭さんの話しを一番近くで聞けるという役得も。話し巧みな船頭さんでした。
つつじが咲き、新緑がきれいな中、水上からの眺めを楽しみました。
■舟から、波が静かになってから撮影。

降りたら、昇り階段が待ち受けていたけれど、思っていたよりあっさりと昇り切る。
■下船後、舟は向うのクレーンのところからトラックに載せて運ばれる。

満員のバスに揺られて、しばらくすると、さっきみた風景。朝来た道を戻るように駅に到着。
荷物を取りに行き、道に上がっていくとき、クレーンで船を下ろすところに遭遇。つい、見入る。
再び駅へ。さすがに疲れた。そのまま帰路へ。
帰りは、水を張った田んぼがまぶしく、苗が植わっていた。
新緑満喫の旅でした。

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